ヒロインみんなが天の邪鬼。日常を「演じる」ヒロイン達。

んでさっきやっとエロゲを終わらせたのでさっそく感想してみようかなと。
水曜どうでしょう対決列島が面白かったのでかなりいいとこで中断してしまいますたが。
いや藤やんの実家は衝撃でしょ。たーくんって誰だよwwwあとDVDのCMが流れてますたね。

左は「彼女たちの流儀」の画面(千佐都ルート?) 右は水曜どうでしょう対決列島」第7夜。
いらない夢の競演。


さてやったゲームは「彼女たちの流儀」っていう130cmから出てるゲーム。以下wikipediaより。

彼女たちの流儀』(かのじょたちのりゅうぎ、Their Styles)は2006年6月23日に130cmより発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム。略称は『カノギ』。

13cmの姉妹ブランドである130cmの第4作目。学園の演劇部を舞台に、20日間の青春群像劇を吸血鬼伝説のミステリーを交えて描いた恋愛アドベンチャーゲームで攻略可能なヒロイン数は6人。

演劇部ものっていうと最近は映画だと「櫻の園」、漫画・アニメだと「ひとひら」が浮かんでくるんだけど、これもきちんと演劇してます。詳しいことはwikipediaで・・・とか思ったけどwikipediaのアレはネタバレが思いっきりすごいから一応あらすじだけ貼り付けてみる。

華族の血筋を受け継ぐ大富豪「白銀」の家に生まれた主人公「胡太郎」は、父と母そして「鳥羽莉」「朱音」という二人の姉と共に何不自由ない暮らしを送っていた。しかしやがて両親は離婚、姉二人は白銀家に残り胡太郎は母親に引き取られ、遠い町に移り住むこととなった。


それから5年後、胡太郎の母はこの世を去り、落ち込んでいた胡太郎の前に「火乃香」と名乗る白銀家の使いの女性が現れ、胡太郎に生家に戻ってこないかと持ちかけた。こうして胡太郎は5年間全く連絡をとらなかった白銀家に帰ることとなる。


白銀家の門を叩いた胡太郎を待ち受けていたのは二人の少女。それは紛れもなく実の姉・鳥羽莉と朱音だった。しかし胡太郎はその時彼女たちの様子に不審を感じる。5年もの歳月が経ったというのに、二人とも姿が全く変わっていなかったのだ。その上、双子の妹である鳥羽莉の自分への態度は妙に冷たく、そっけないものだった。


転校先の学園生活にも慣れ、半年が過ぎた10月のある日。胡太郎は演劇部の部長を務める鳥羽莉に、20日後の学園の文化祭で演じられる劇『月の箱庭』にヒロイン役として出演してほしいと相談を持ちかけられる。一度は断る胡太郎だったが、鳥羽莉が初めて自分に興味を示してくれたのではないかと思い直し、その誘いを引き受けたのだった。


演劇部での初日練習の後、胡太郎は鳥羽莉に用があると言われ二人きりで部室に残っていた。何が始まるのかと思っていると鳥羽莉はおもむろに胡太郎を誘惑し始め、二人はそのまま男女の関係を持ってしまう。その後、鳥羽莉は自分の正体が人の血と性を糧とする吸血鬼であると語り…。

長い。長いよあらすじ。これでも短くしたんだけど、おいらの頭にも限界がwww
だいたいは主人公「胡太郎」とこの「鳥羽莉」との話がメイン。他はぶっちゃけおまけというか。でもそれだけでもやる価値はあるけど。「演劇」の要素やら「吸血鬼」の話が絡み合ってくるわけだけど、なんかダークなストーリー&ミステリーなのに演劇部での活動とか文化祭の準備などの普通の学園ものの要素もあって独特の雰囲気があります。
あ、主人公の胡太郎くん、演劇の役はヒロインなんです。しかも女王様。だから女装もの好きな方にもいけるはず。自分の友人がハッスルしそうな内容です。'`,、('∀`) '`,、
でも注意点は、一応実姉と性行為をするので近親相姦ものだということ。やっぱそういうのがダメならパスね。このゲームはえっちぃシーンが満載なので。


このゲームでまず有名なのは多分曲だと思う。自分もそうだったし。fripSideのRedでこのゲームも人気が出たし、fripSideの名前も有名にしたものでもあったはず。でもただ曲だけと思ったら、ちゃんと詞もこのゲームにぴったりだから人気が出たのかもしんない。
んでなんでこのゲームを選んだかというと以前友人と原画家の話になったとき(3月3日参照)、みやま零の絵は個人的にはとても好きなのにドン引きされたときには( ゚д゚)ポカーンってなったけど、そういややってないと思ってひっぱりだしてきますた。
ちなみにみやま零さん、原画のやっているほかにもこのゲームではシナリオも書いているとか。すごい才能。


☆ちょいちょいメモ
○1ルート目 7時間弱、全ルート 20時間。
○攻略順 鳥羽莉→涼月→朱音→せせり→火乃香→千佐都→おまけ(if)
○選択肢はそこそこ難しい気がした。全部回想を集める場合はかなり制約があって鳥羽莉と朱音、火乃香のルートが終わってないと見れない回想があったりするのでそこは攻略サイト行ったほうがいいかも。
システムはあまり動作は重くはないけどうちのポンコツ2000じゃ無理だったのでボロXPで動作。だからルートの時間もあてになんないかも。うちのパソじゃ動作が遅くて早送りできないもんwww
ifルートがでたり、他のルートもやることでいくつか過去の話もでるので全ルートやるのが推奨。
んじゃ以下、ばりっとネタバレ感想いってみよー!


やっぱり「吸血鬼」と「人間」の恋ってのが主題。
永遠の時間を生きる吸血鬼と生きる時が短い人間。いつまでも見た目が変わらない吸血鬼と年老いてく人間。いつまでも変わらないまま永遠の時を生きる鳥羽莉と成長し年老いていつかは死んでしまう胡太郎。

演劇というか「演じること」とその決して幸せになることのできない関係(人間と吸血鬼、姉と弟)を交えて、シンプルだけどえろげだから出来る幅広の表現で思いっきり描いた作品だと思いまつ。
だからずっと鳥羽莉のためのゲームって感じ。曲の歌詞もだいたい鳥羽莉のこと。
どのルートでも「鳥羽莉が・・・」という展開が待ってます。千佐都ルートだととらドラ!ばりの女どーしのバトルが繰り広げられます。。。
もともと鳥羽莉と胡太郎は両想いなわけだから、鳥羽莉にアドバンテージがありすぎなのよさ。だから他のキャラはまず鳥羽莉と比べたり気にしすぎたりして、告白しずらくなったり天の邪鬼になったり。涼月までいくといっそすがすがしいレベル。鳥羽莉の天の邪鬼がダントツだけどね。弱さを見せないようにしてなかなか告白できないとか。うーん、なんか青春ですな。こんなゲームなのに甘酸っぱいわ。エロ先行なのは無視で。
・・・なんだかちょっとだけとらドラのキャラと似てるw誰が誰とはかかないけど。
だいたいの人は鳥羽莉好きになるはず。でも、みんなキャラが立ってるからちょっともったいない気も。
個人的には 朱音>鳥羽莉>涼月>火乃香>せせり>千佐都 かな。
千佐都は地味。せせりはスーパーダイナマイトナース。朱音はあなぅー。あの話し方好き。くらもとそーマンセー。火乃香は初めはおとボクの楓さんを思い出したけどルート行くと印象違う。でも恋する乙女は共通。涼月ってすぅーつきにしか聞こえない。んではっきりしないようではっきり幸せに終わってる。すぅつきっぽい。鳥羽莉は弱い子。でも何故かイメージは時代劇好きが先行wwそんなの自分だけでいいや。胡太郎が1番かわいい謎。五百里に声が欲しかった。演劇部のみんなもおもしろいし。
やっぱ千佐都は人気なさそ。
自分は鳥羽莉はよかったけど、もうちょっとこたろーと幸せなところを見たかった気がする。



ちなみに彼女たちの響(サントラ)収録曲だとfictional moonが好き。やっぱこれも鳥羽莉歌詞っぽい。
やっぱゲームやった後だと曲のイメージ変わるなあ。だから曲からゲームに入るのも面白いんだよね。
個人的にかなり思い入れのある作品になったと思う。早くやっとけばよかた。もうすぐ発売から3年か。


さーていったんおやすみするべかな。


追記。オリコンとかジャニーズとか出てたのは大丈夫なの?ドムドムハンバーガーはダムダムになってたけどwww