人一倍恐れていたわ、目覚めた後の静けさにどうしても耐えられなくて。

なんとなくですが、漫画を久々に読んだので感想を書いてみたくなりました。で、こんな作品。

「ひとひら」を集めていたらこれが先に読み終わってしまった。既刊が４巻だからなんだけど。
同じ桐原いづみさんの作品で「白雪ぱにみくす!」です。
で、この本を探してみたら中古どころか新品でもなかなかない不思議。田舎はコレだから。まあ地元にはコミック専門店やらなんやらあるのでそこらへんにはきっとあるはず。
現状まともに集まったともいえないけれど、とりあえず４巻＋αまで読めたから感想を書いてみまする。

ひとひらとは全く違うファンタジーものなんだけど、人間関係の描写はひとひらに近いような気がしました。重いってわけではないんだけれども過去はいろいろ悲しい話があったり。
とは言っても設定とかはかなりぶっとんでるので「ひとひら」が好きだからと言って「白雪」が好きになるとは限らないかな。買う前に本屋さんの見本とかで確認したほうがいいかも。自分は結構びっくりした。(ﾟДﾟ)
ちょっとしたあらすじはwikipediaでも･･･と思ったら情報古いなあ。ネタバレが少ないって言えばいいけれど。登場人物の位置的にシンコがヒロインに見える不思議。

個人的にはおもしろかったし楽しめました。こういうファンタジー漫画って全く読まないけど読めた！
一応バトルっつーか戦ったりはするんだけど、なんかねユルいんだわコレが。シンコとオダマキの存在が緊張感を無にしてくれます。一部では朝顔もかな。
でもこれって欠点じゃなくて多分売り。この仲間のユルさがいいんすよ。真面目一徹のようわからん設定がいっぱいあるファンタジーなんて糞食らえ的でゆとりなおいらにはコレがいいわけよ。(←悪口じゃないです)
よくある展開ってのも多いんだけどキャラの動きがすごいオリジナル感を出してます。シンコかわいいよシンコ。

キャラは白雪よりもシンコがいいとこ全部持っていってるような気がする。つか絶対そうだな。(｀・ω・´)
全く出てこない話まであるし、魔界編は一瞬誰を助けに行ったか忘れそうになった。実体があるうえにミドリもとらわれちゃったりで。
あれ？白雪姫様はヒロインだよね？

４巻の終わりは魔界編できっちり終わればよかったのに。これからは魔界編で出たキャラをどう生かすかに期待。･･･もう出てこないってことはないよね。。。

つーことで意外におもしろかったんで試しに読んでみてちょ。ひとひらの読者ならぜひ。