愛しさが紡ぐ絆。

さてさてこのキーボードになれるために早速長文をさくさく打ってみますわ。というか音楽聴きながらブログ書けるとかマジ未知の世界だったよ。しかも今のメディアプレイヤーの音質がすごく良くてびっくり。あ、このパソコンならitunesとかも使えるのかなあ。やっばい、おらワクワクしてきたぞ！（0ﾟ・∀・)

そんなことはさておき。ようやくコンプリートしてきますたので感想をば。

• ボクの手の中の楽園(キャラメルBOX)

細かいところとあらすじは公式サイトにて。シナリオライターは「あえかなる世界の終わりに」のほしまるさん。原画は「終末少女幻想アリスマチック」のクロサキさん。いずれもキャラメルBOXファンならお馴染みな感じで、期待値もそれなりにありますた。
いわゆるファンタジーもの。この会社だと「シャマナシャマナ」があったのでそんな感じなら結構評価は高かったんだけどね。
･･･でもまーほしまるさんのシナリオだからほとんど共通なのかなあとかは思っていたけどね。

★★ちょいちょいメモ★★

☆　１ルート目 11時間(うち体験版プレイ時間7時間含） 全ルート 18時間弱。
　※ まだ古いパソコンでプレイしていたので何度もパソコンの電源が落ちた影響で無駄に時間がかかってるはず。でもいつものこの会社のゲームより１、２時間くらいは短い気はする。

☆　攻略順　テア→エリノア→ルーツィエ→クリス
　※ 推奨攻略順はルーツィエ→クリス→エリノア→テアな感じ。とにかくテアルートでのネタバレがひどい。

☆　音楽
　※ 「Papiliones」いとうかなこ。彼女はこんな民族系の曲を歌えばピカイチですな。「静かなるMoon Sign」を髣髴とさせる曲ですた。これがカラオケに入ったらまた間奏のところで･･･まあいいんだけどね。カラオケ入りきぼん。EDもなんだか琥珀の記憶っぽかった。劇伴は雰囲気にぴったり。そこに関しては心配なし。

☆　システム・ゲーム性・その他
　※ いつものここの会社のシステムって言ってもわかりにくいかなあ。シンプルでだいたいのものはそろってるけど、オートモードが文字ごとに速さ指定ができないので追いつけなかったり遅すぎたりするのが難点。オートモードでプレイする方は注意。
　※ 選択肢は基本的に少ない。適当に選んでてもルートには入れるけど、ネタバレ盛りだくさんのテアルート。他のルートに行く選択肢は結構シビア。自分は見ないままやってドツボにはまって２時間くらい無駄にした気がする。こんだけ選択肢すくないのに攻略サイト見ないとやってられないのもあんまりないかも。
　※ 声優さんはみんなうまいんだけど、やっぱり男性キャラで声がついていない人とついている人がいて気になってしまう。できれば男性キャラもフルボイスがよかった。
　※ モブキャラになぜか名前が表示されないのが気になった。アルマ隊長なんかサブキャラとして紹介してもいい気がするんだけど。

ということでここからはネタバレ含みの感想になりまする。はてなの記法一覧みてみたらこんなことできるの今更知ったwww

個人的にはそこまで悪くはなかったけれど、やっぱり厨効果があるからだろうね。これはキャラ箱が好きならやってもいいんだろうけど、普通にはお勧めしにくいゲームですた。体験版やってキャラが好きならいいけど、シナリオにはあんまり期待しないほうがよかったかも。
雰囲気はいい。キャラ設定と世界観、豊かな感情表現はかなりよかった。それで体験版やって期待値が上がっていたせいもあってネット上では結構きつい評価になったっぽい。

とにかく問題なのは簡単に入れるのが他のルートでの謎がほとんど解けるテアルートってこと。というか他のルートに入る難易度の差がほんとにハンパなさすぎる。しかも結構関係ない選択肢で判断されるから理不尽でもある。そしてテアルートの後に他のキャラのルートをやると同じ事の繰り返しな上、謎が謎になってないわ伏線放置で終わるわ･･･。ルーツィエルートのあっさり感にはびっくりしたもん。それでもあえかなよりはマシ。それだけは言える。(´・ω・｀)

とにかく後半が時間がなかったのかつめすぎというか飛び飛びというか。ほしまるさんはこれで納得の出来だとしたらちょっとまずい気がする。しょうがなく詰めたんですよねそうですよね？
これでも個人的には嫌いにはなれないけれど。キャラクターはみんな魅力的だったと思うし、何度も書くけど雰囲気と世界観はよかった。それでシナリオと選択肢というかシステムがもったいない。本当にもったいない。

キャラは （ルファ）＞エリノア＞テア＞クリス＞（アルマ隊長）＞ルーツィエ＞（シュテラ）＞（クーニッツ様）　に。やっぱりシナリオに影響されたかなあ。
ルートの話だったらテアかもしれないけど、テアルートだってラスボスがあっさり倒れすぎた気もする。なんで戦争を起こしたかったのかもわかんないままだったし。やっぱどのルートも謎ばっかで終わってるやん。
まあわざとなのかもしれないけれど･･･やるきばこに期待するしかないのかな。
一番期待していたクリスルートのあっさり感もまた。父親が亡くなったときは一波乱あるかと思えばエロがあっておしまいとか、かなり(　ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝですた。いや、テアの好感度は上がったけれど。
最後に書いてないエリノアルートは･･･この子の年齢がかなりアレなことが発覚してびっくり。ロリコン歓喜。んじゃクリスはいくつなのかがとても気になる。。。
ルファルートがほしかったあああああああああああああつД｀)･ﾟ･｡･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ

まあそれでも友人に布教しますかな。大丈夫、自分の周りにはこの会社の厨しかいないから。(｀・ω・´)ｼｬｷｰﾝ
それに期待値が高かったせいがあって評価が低いだけだろうし、さすがに地雷とは言えないし。ぶっちゃけ「シャマナ」も「あえかな」も同じ問題点があるわけで。
一言で表そうとすると「いつものほしまるさんのシナリオですた。」
そんなほしまるさんのシナリオは好きだから、きっとまだまだキャラ箱ファンをやっていけそうです。めでたしめでたし、とっぴんぱらりのぷぅ。

ボクの手の中の楽園 初回版