むかーしむかしあるところに嘘つきさんがいました。
久しぶり携帯で更新。なんだか携帯のほうが打ちやすいのはなんでだろう。慣れって怖い。
なんだか昼夜逆転を治そうとしたんだけどなかなか上手くいかないっぽ。
夜10時半くらいに寝ても2時くらいに目が覚める。いくらなんでも短すぎるっす。そのあと朝に一気に眠気が来るからそこで寝てしまうと昼まで起きない。ニートはこれだから( ̄▽ ̄;)
んで今日起きたときに何故か昔のことを思い出したのよさ。寝る間際にみーまー読んでたせいもあるのかもしれないけど。
中学校の記憶。あまりにも思い出って言えないくらい楽しくない記憶なんだけど、その頃の友人の話。
その友人の周りでは異常にモノが無くなるらしいことを聞いた。自分はあまり意識はしてなかったけれど他の友人は確かにあいつがやったと言っているわけ。まー確かに不審な点が多かったのもある。
★不審な点 そのいち:いつも財布の中に一万円札が入っていたこと
★そのに:彼の友人関係に距離があること
★そのさん:目立つ行動はしないこと
いっこめの疑問。
あいつ、異常に羽振りがいいよな、って所。お金がいつもあってそれでいつも誰にでもおごるところがみんな不思議がってた。
まー親が銀行員でぶっちゃけ相当お金持ちなんじゃね?で解決出来ないこともなかったけれど。
にこめの疑問。
あまり自分の身の上話をしないって話。ましてや転校生だったから過去は誰も知らないの。そりゃ疑うよさ。
みっつめの疑問。
おごるのも口止め的なところもあったよねー、みたいな話。クラスでも目立つ方でもなかった気はする。頭は良かったからそういう意味では一目置かれていますたけど。
他の人からはそんな印象らしい。だから疑われるし実行するんだろう。
ぶっちゃけ言っちゃえば普通に彼は人の物やお金を盗んでいますた。でも盗む瞬間は絶対に見せないって所は凄かった。あれはプロの技だよ、プロの。
勿論自分もモノを盗られたことがある。お金も多分。
でも何故だか嫌いって訳ではなかったのよさ。それはなんでか今でも分からないけど。
まず仲良くなったきっかけは喧嘩だった。自分に分がなかったのは見え見えで女子が止めに入ったお陰で難を逃れたんだけど、帰り際その彼とばったり遭遇。でも喧嘩の続きってならずに、なんだか話しているうちに仲良くなってしまったっていう男子ならよくある話。
そんな始まりのせいで自分はすぐ目立つ行動をしないってイメージじゃなくなった。確かに人前じゃキレなかったけれど裏では彼はよく怒ってた。
そして自分にも羽振りは良かった。当時はヘンな趣味にも走ら………うーん、旅行好きだったせいで若干鉄ちゃんっぽくなってたけどたいした知識はなかったはず。そんな自分と連れ立つ意味ってあんましない気もするのに何処行っても彼がお金を出してた。そこには凄い疑問が多かったの。でもずっと言わずにいますた。
あとは彼の過去。自分はだいぶ聞くことが出来たんだけどそれでも細かくないから推測だらけ。
親が銀行員だから今までずっと転勤の連続だったらしい。だから自分を連れて旅行とか言いつつ、いろんな町の住んでた場所やら通ってた学校に行ったりしてた。だからと言って昔の友人に会うってことはしないのもなんだか不思議だったのだけど。
そして至った推測。
★誰に対してもおごる→お金で友人関係を作る。
★距離を作る→相手のことを信用していない。お金を盗んでトンズラ。
★目立つ行動はしない→多分人見知り的なところもあったと思う。
彼はお金を使って人を使うみたいな考えっぽい所が当時からおもいっきりあって、必要なければ切り捨てるっていう子だった。多分引越しとかの小さい頃の影響なんだろうけど端から見るとあまりにもひどく寂しい子だったように思う。そんなこと本人に言ったらすぐキレそうだけど(´ω`;)
だからって人の物盗るのはどうかとは思う。本当は許しちゃいけないんだろう。でも彼は自分の弱い所を無理矢理繕ってて、不意にそれを垣間見せるからなんとも言えなくなる。彼は全くそんな気はなくても。
自分もお金で使われた気がしなくもない。でも自分と一緒にいてこれと言って利点も見当たらない。だから結構不思議なの。
唯一の壁は彼の自宅に誰一人入れなかったこと。まずクラスであいつんち何処だよ?ってなっても住んでるとこさえ知ってる人が誰も居なかった。自分も場所は知ってても中には入れなかった。そこまで深いプライベートを見せるのはダメだったみたい。まあ彼にとっての自分の役目はこんなとこだったんだろう。
彼が大学に行って自分と会わなくなって2年くらい経ったと思う。彼は大学に行っても同じことをしていたら多少心配になるけれどそれはさすがにないとは思いたい。
現役でこの嘘つき少年だったら……まー端から見る分には面白いかなあwww
当時の楽しい記憶は多いしね。
なんかみーまー読んでるとやっぱり弱い所が見え隠れしてる彼と被るのだよ。うーん、まーこれも大事な思い出ってことで忘れることはないだろうし、きっといいのかなあ。
よし頑張って寝よう。もう朝だけど外明るいけど!