もしも過ぎ去りしあなたに。


なんかねえ、前作やったときもフジファブリック聞いてたんだよね。
たしか当時は「銀河」が出た前後で。全くあわないんだけれど。
あーその頃いくつとか知らない。うん、(゚ε゚)キニシナイ!!
そして今作は同じ発売日ってこともありまして。ずっと聞きながらやってますた。



ということで「処女はお姉さまに恋してる 二人のエルダー」の感想っす。
一応ネタバレ注意でお願いしまする。


処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー 初回限定版

処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー 初回限定版

※ これ書いた時点でのamazon価格高騰しすぎ。12000円以上とか。






キャラメルBOXのゲームでなんだか久々に満足と書けるゲームだったかな。
「とっぱら」も「ボク楽」も好きだけどもさ、いろいろ言いたいことあったし。
このおとボク2も主人公2人ってことで薫子視点の描写があったけれど
それが必要だったかといえばちょっと微妙かも。他のルートにいったとき皆無になるし。
そしてそのルートがまたもや短い・・・とかここのゲームじゃいつものことだからな。


だけどそんなもん全部払拭するくらいおもしろかったな。
前作とくらべて特筆するようなルートはないけれどまとまりがよくてどのキャラも良かったのよさ。
まさに捨てルートなし、捨てキャラなし。


最初体験版時の好きなキャラは 薫子>>>香織理>淡雪>>>>雅楽乃>史>ケイリ だったのが。
今 薫子>ケイリ>淡雪>史>雅楽乃>香織理 という大混戦に。ぶっちゃけみんな同レベルで好きw
何週でもできるべさ。




で、それでいてなかなかのゲーム性もあったわけでw
こんなシナリオ読むだけのゲームだし、
その上選択肢を選ぶとちゃんと好感度フラグが表示されるにもかかわらず
無駄にルートに入るのが難しいというナイスシステム。
というかこの好感度フラグが惑わしまくってる気もする。
ゲームやる前に見てるならばぜひとも攻略サイトなんて見ずにやってもらいたい。
すると・・・



史「千早様は実は私のことをお慕いしてるのですね」


とおもいっきり史ルートへとひっぱり込んでいきます。容赦なく。
人生の不条理さをエロゲでも体験することに。いい勉強になります、史。
あ、そんな自分は史もなかなか好きですよ。でもねえ。



自分が行ったルート。
薫子→雅楽乃→史→史→史→史→淡雪→史→史→史→史→史→h(ry→香織理→史→ケイリ
であってですね、
次の選択肢まで飛んだときに食堂シーンが出てくる落胆はすごいんだぜ。
そのときに流れてるバックミュージック(フジファブさんね)が、
「ゆーえふおーのきどうにのって、あーなーたーととおひこうー♪(by 銀河)」
とか流れてくるもんだから不条理感MAX。
もうボーカル史でいけばいいんじゃねとか思ったもん。
だからもう史ルートは・・・いいかな。


個人的にはルートに入ったあとのイチャイチャっぷりは薫子よりもケイリが衝撃だった。
イメージつかないからのよさってあるよね。
うたちゃんゆきちゃんかおりの3人は予想どおりだけどそれがよかったかな。
掲示板の予想通りうたちゃんの変態予想があたってて吹いた。もういいんだけどねえ。
2年、1年組のキャラが今回はさらに濃いので、
さらにまたエトワール的な後日談もばっちり作れそう。


さて、
まあいいとこばっかり書いてもダメかなーと思うので一応。
やっぱ個別ルートの短さかな。FD狙いかと思ったもん。
多分おまけに出てくるスタッフルームの嵩夜さんのコメントがすべてかもしんないけど。
時間が足りなかったんだろうなーと。
だってイベントの展開が、たとえば文化祭の時も少しの練習だけで一気に文化祭当日まで飛んだり。
The 違和感。
この辺が惜しいところかもしれないな。ここはFDじゃカバーできないし。



個人的には満足したのでいいんだけど、やっぱりFDは欲しいな。
もっとルートの先とかこまごましたイベントを見たい。というかイチャイチャ分足りない。
でも今作も相当数生産したらしい割に完売したみたいだから期待できるかもしれないな。
今後の展開を楽しみにまだまだ何周かしてこようかなー。
もちろん、史に気をつけてね。